コース案内を参照してください。

　やるべきことをやった人がよい評価となるように、また公正で透明な評価となるように配慮しています。例えば、成績評価基準と期末試験内容は全クラスで統一されていますから、クラス担当教員との相性によって成績が左右されることはありません。
　また、オンライン模擬試験形式で問題例を提供しています。問題例を使って十分に準備をした受験者は、ほぼ合格しています。

　成績はシラバスに掲載された基準に沿って判定されます。また、課題の評価および期末試験の結果は順次開示されます。成績管理は、スペイン語部会が一括して行っています。

　出席しただけで点数がつくことはありません。出席は成績評価の前提ですので、成績評価を受けるためには一定の出席回数が要求されます。

2018年度の合格率（合格者数／受講者数）は以下のとおりです。

＜前期＞

• 文法コース（IA文法）　96％
• 演習コース（IA演習）　92％

＜後期＞

• 文法コース（IB文法）　90％
• 演習コース（IB演習）　85%
  

　授業時間は実質的に90時間程度、授業外学習時間も同程度なので、合計学習時間は180時間ぐらい。したがって、いわゆる「ペラペラ」にはどうやってもなりません。
　あちこちで引用されていますが、英語母語話者にとっての習得難易度を示す表があります（リンク）。これを見ると、英語話者にとってスペイン語は易しい（高い能力を獲得するためにはおよそ600授業時間＋同程度の授業外学習）ことがわかります。一方、日本語は非常に難しい（約2200授業時間＋同程度の授業外学習）とされています。逆から考えると、日本語母語話者にとっての英語は非常に難しく、スペイン語はそれに準じるとも言えます。いずれにせよ、個人差は大きいので一概には言えないところがあります。
　しかし、スペイン語の能力自体はそれほど伸びないとしても、スペイン語を学びつつ、別の能力を伸ばすことは可能だと思います。例えば、これ。

　　一年というのは学習期間であって学習時間ではありません。Q.7の回答にあるように、学習時間はせいぜい180時間程度です。学習時間を考えれば「一年ぐらい勉強してもどうせ使えるレベルにはならない」のはスペイン語に限りません。大学における学問で、その程度勉強して使えるレベルになるものはほとんどないでしょうから、そういう発想から離れられない人に大学という場は不向きです。

　そもそもカルチュラル・インテリジェンスを高めるには、まずは異なる社会や文化について知り、異なる価値観が存在することを認識し、そのあり方をある程度理解することが重要です。そのためには、自分ではない誰かの手によって翻訳された情報や解説が加えられた情報だけでなく、大元の情報に自力でアクセスできることが必要です。翻訳された情報や解説された情報には、翻訳者や解説者の視点が必ず反映されてしまうからです。必要なことは、自分の目で見、耳で聞き、確かめることです。
　スペイン語コースでは、カルチュラル・インテリジェンスを高める際の大前提としての、スペイン語によるオリジナル情報へのアクセス能力の獲得を目標としており、そのため、定期試験ではスペイン語能力を測ります。また、文法コースでは、定期試験に加えて、カルチュラル・インテリジェンスに関係するテーマについての小エッセイやレポートを課題として、成績評価の対象としています。
　そもそも、カルチュラル・インテリジェンスを高めることは、スペイン語コースの履修のみで完結するような簡単なものではありません。スペイン語コースを履修した後にも、留学へ出かけたり、日常生活の中で意識的に様々な経験を積んだりといった、長いプロセスが必要となります。スペイン語コースでは、その長いプロセスのはじめの一歩として、多様性に対する開かれた態度を身につけること、オリジナル情報へアクセスする重要性を認識すること、加えて、実際に最低限のアクセス能力を習得することを履修者に求めています。

こちらからどうぞ。注意書きを良く読んでください。指定されたデータが入力されていない場合は返信されません。

OSXあるいはiOS上でSafariを利用している場合

設定によっては練習問題がうまく動作しません。環境設定から［CookieとWebサイトのデータ］を「常に許可」に設定してください。

参考リンク：http://quiz.proprofs.com/what-do-i-do-if-quizzes-embedded-on-my-website-or-blog-are-not-working-on-safari/iphone/ipad


＜その他の注意点＞

• [Start] ボタンをクリックしてから問題がロードされるまで、環境によっては30秒程度かかることがありますが、不具合ではありません。
• 記述式の場合、解答を入力後に[Continue] をクリックしてください。入力後に [Enter] / [Return]キーを押すと、フリーズすることがあります。

また、ベストエフォート型のサービスを利用しているので、まれに反応が鈍かったり繋がりにくかったりといったことがあります。しばらく時間をおいて再度試してください。

　教科書に出てくる単語の意味を調べておくなど、まずは予習をしっかりと行って下さい。それでも授業についていくのが難しいと感じた場合は、教育院2階カンバセーションルームで実施されているスペイン語相談室を訪ねてください（担当教員の業務で変更になることがあります。日程はニュース欄で告知しています）。予約不要です。これ以外に相談を希望する場合、連絡用フォームに希望日時を記入の上で送信してください。
　なお、教科書で使っている単語は、可能なかぎり、よく使う単語に絞っています。参考までに、白水社の現代スペイン語辞典の場合、大見出しは740語ですので、これが一つの目安になるかもしれません。

まず、以下の登録の手順を確認してください（新規登録の場合）。

※「だれが」「なにを」で説明してあります。受講者は①②⑤を行う必要があります。
①「受講者が」「生協オンラインショップ（https://ec.univ.coop/shop/c/cM2/）で利用権を購入する」

②「受講者が」「サイトで新規登録を行う」
③「部会が」「生協から送信される購入データに基いて登録を承認する」
④「部会が」「登録メールアドレス（KUMOI）に本人確認メールを送信する」
⑤「受講者が」「本人確認メール中のリンクをクリックする」
以上で登録が有効になります。

サイト登録がうまくいかない場合、以下のいずれかに該当していると思われます。

①メールアドレスが間違っている
　KUMOIのメールアドレス入力間違いにより承認メールが届いていない可能性があります。KUMOIアドレスは基本的にyamada.tarou.46y@st.kyoto-u.ac.jpのようなパターンで構成されています（姓のローマ字表記+ピリオド＋名のローマ字表記+ピリオド+2桁数字+ラテンアルファベット1文字@st.kyoto-u.ac.jp）。明らかに間違ったメールアドレスを入力している（@st.kyoto-u.ac.jpよりも前の部分を自分で決めたようなものや、@の前に、aから始まるECS-IDを入力しているものなど）場合、登録申請自体を削除していますので、新規登録をやり直して下さい。

②コース選択またはクラス選択が間違っている
　新規登録時、あきらかに間違ったコースやクラスを選択している場合、登録申請自体を削除しています。新規登録をやり直してください。コースやクラスの選択を間違っていると、実施課題の点数が成績に反映されません。

③承認メールがスパムに分類されている
　大学メールサーバのスパムフィルターに引っかかっている可能性があります。ウェブ（http://mail.st.kyoto-u.ac.jp/）からKUMOIアカウントにログインし、「その他」→「迷惑メール」とたどり、「迷惑メール」に分類されていなかどうかを確認してください。

④KUMOIアドレス（@st.kyoto-u.ac.jp）から転送されていない
　設定方法が不適切だと、KUMOIアドレスからうまく転送されないことがあります。KUMOIアドレスにウェブからログインし、受信を確認してください。［転送設定方法については次のページに情報があります：情報環境機構 KUMOIの転送設定］

⑤承認メール内の本人確認リンクをクリックしていない
　承認メールを受け取っただけではアカウントが有効になりません。承認メール内の本人確認リンクをクリックして、登録を承認する必要があります。

⑥購入アイテムを間違えている
　1回生は「サイト利用権（1回・上回生新規履修）」を購入する必要があります。間違って「サイト利用権（2回生以上既修者）」を購入した場合は、返金処理を受けて、あらためて「1回・上回生新規履修」を購入し、新規登録作業を行ってください。「2回生以上既修者」購入時の間違った新規登録データは削除されます。

⑦購入申込だけ行って支払いを行っていない（コンビニ払いの場合）
　購入申込をすると、支払いに必要なデータが送信されます。そのデータを使ってコンビニ等で支払いを済ませて下さい。支払いを行わないでサイト登録だけ行っても、登録は承認されません。

⑧単に承認メール発送が遅れている
　通常は新規登録から30時間以内（利用権購入から30時間ではありません）に承認メールを発信するようにしていますが、週末や祝日をはさんだ場合は、承認メール発送が遅れることがあります。

有効期限が切れたアカウントでもログインは可能ですが、有料コンテンツへのアクセスはできません（公開コンテンツおよび事務的コンテンツにしかアクセスできない）。有効期限は、ログイン後にサイト上部に表示される「会員情報」で確認できます。表示年の3月末が有効期限です（「2019年」と表示されている場合、2019年3月末が有効期限）。

有効期限が切れたアカウントを所持している状態で、中級再履修などのために有料コンテンツへのアクセスが必要となった場合は、生協オンラインショップ（https://ec.univ.coop/shop/c/cM2/）で1年分の利用権（「スペイン語サイト利用権（2回生以上既修者）」）を購入してください。購入データに基づき、スペイン語部会で有効期限延長作業を行います（手作業ですので、購入してすぐに期限が延長されるわけではありません）。新規登録やコード入力作業は不要です。

以下の対処法を順番に試して下さい。

1. ブラウザを一度終了し、再起動する（ウィンドウを閉じるだけではダメです）。
2. ブラウザのキャッシュをクリアする。
3. ブラウザにパスワードを記憶させているなら、記憶させているパスワードを一旦クリアしてログイン作業を行う。
4. ブラウザを変更する（Chromeをおすすめします。バージョンアップに従って、Edgeは非互換になりつつあります）。
5. パスワードの再発行を行う（再発行メールはKUMOIアドレスに届きます）。

　KULASIS経由で連絡があった期日までに、自分のアカウントの履修コースデータを正しく設定していないためと思われます。期日までにコースデータ設定を行わなかった理由を添えて、連絡フォームから処理を申請してください。

新規登録作業を行っていないか、アカウントのアクティベーションが完了していないためです。KUMOIアドレスに届く承認メールに含まれるリンクをクリックしてください。詳細は、Q&A13番を見てください。