オンライン映画上映会『チリ、執拗な記憶』
映画監督パトリシオ・グスマンは、クーデター以来、民主主義国家としてのチリの未来が打ち砕かれた記憶をスクリーンに映し出してきた。アジェンデ政権を理解するための三部作『チリの戦い』、モネダ宮殿襲撃とその後の日々の現地記録は、ラテンアメリカのドキュメンタリーにおいて重要な位置を占めている。監督はその後『チリ、記憶の記憶』(1997年)、『ピノチェト事件』(2001年)、『アジェンデ』(2004年)などで同テーマを取り上げ続けてきた。『チリの戦い』で捉えた恐ろしい事件から20年以上経ち、当時のドキュメンタリーの主人公たち、あのクーデターに何らかの形で関わった人々に再会するため、グスマン監督が祖国サンティアゴに戻る。
日程:10月21日(土)午前3時(日本時間)から48時間、
形式:インスティトゥト・セルバンテスのVimeoチャンネル
原題:Chile, la memoria obstinad
監督:Patricio Guzman
制作年:1997年
上映時間:52分
ジャンル:Documental
制作国:Chile
原語:スペイン語
字幕付:英語、フランス語、ポルトガル語、イタリア語
詳細:https://cultura.cervantes.es/tokio/ja/Chile,-la-memoria-obstinada/164755