京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター
講演会「人新世におけるユカタン農民」
メキシコ国立自治大学社会学研究所教授エレーナ・ラソス・チャベーロ先生は、メキシコの先住民地域社会における、農業食糧分野の脆弱性に関する政治生態学、農業生物多様性の保全、食糧自給、ジェンダー、気候脆弱性等多岐にわたるテーマについて、開発人類学、開発社会経済学、生態学などの立場から数多くの本や論考を発表してこられました。今回の講演では、人新世におけるユカタン・マヤ族の農民が、気候や生態系の危機に対処する戦略を強化するために、自分達のものとは異なる宇宙観、農業や生態系の知識、価値観、利害関係を柔軟に利用していること、そしてそれを可能にしている社会政治的背景についてお話しいただきます。講演に続いてメキシコ国立自治大学文献学研究所マヤ研究センターの社会人類学者ホセ・アレホス・ガルシア教授に講演内容のコメントをしていただきます。
日時:2023年4月6日(木)17時00分~18時30分(日本時間)
主催:京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター
使用言語:スペイン語(通訳なし)
開催方式:Zoomによるオンライン形式
参加費:無料 ※要事前申込み
講演者:エレーナ・ラソス・チャベーロ(メキシコ国立自治大学社会学研究所教授)
お問合せ:京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター
E-mail: ielak@kufs.ac.jp