京都外国語大学ラテンアメリカ研究センター主催
第25回ラテンアメリカ研究講座
先住民と移民の事例から見る継承語/消えゆく言葉と伝える言葉
ある社会環境において、優勢語とは別に家庭で親から子へ受け継がれる言語があるとき、その言語のことを「継承語」といいます。この継承語について、言語政策、言語教育、背景となる社会的状況、言語変化、のようなさまざまな観点から考察し、理解を深めることを目的とする研究講座を開催します。皆様の参加をお待ちしております。
日時:12月20日(土)13:00―17:00
会場:京都外国語大学452教室 ※申込不要・参加費無料
〒615-8558 京都市右京区西院笠目町6
E-mail: ielak@kufs.ac.jp
〈プログラム〉
●基調講演
寺尾智史(一橋大学教授)
「スペイン語・ポルトガル語使用地域周縁の言語多様性継承と社会」
●発表
拝野寿美子(神田外語大学准教授)
「在日ブラジル人の言語文化継承」
松原モラレス礼子(サンパウロ大学准教授、IELAK客員研究員)
「ブラジル日本人移民の言語継承」
藤田護(慶應義塾大学専任講師)
「口承文芸と言語継承」
蝦名大助(京都外国語大学教授、IELAK研究員)
「アンデスにおける言語接触と先住民語の変化(ケチュア語を中心に)」
●パネルディスカッション
総合司会 伊藤秋仁(京都外国語大学教授、IELAK研究員)