JICA中南米2所長報告会―ブラジルとホンジュラス―
JICA(国際協力機構)は、中南米(ラテンアメリカ・カリブ)地域33か国のうち23か国に拠点を設け、現場のニーズを収集・分析しながら、日系企業を含む多様なパートナーと連携しつつ、技術協力、資金協力、民間連携事業、ボランティア派遣など、さまざまな国際協力を行っている。
「グローバルサウス」と称される国々が台頭する国際社会でプレゼンスを高めているのがブラジル。2024年はG20の議長国として、貧困・飢餓の解消と社会包摂、そして気候変動を含む持続可能な開発等に優先的に取り組むとしており、ルーラ大統領の手腕が問われる年でもある。また、近年、中南米諸国と中国の経済的な相互依存関係は一層強まっている。こうした状況下、20223年、台湾と断交し中国との外交関係を樹立したのがホンジュラス。米中対立が深まる中、中南米地域は国際社会におけるパワーバランスの変革の時期に直面していると言え、両国の今後の開発の行方が注目される。
ブラジル、ホンジュラスの現場で陣頭指揮をとる所長を講師として迎え、それぞれの国で体感した社会、経済等の実態に加え、活動状況、協力の方向性についての報告会が開催される。
日時:2024年4月16日(火)10:00~11:30(日本時間)
開催方法:オンライン(Zoomビデオウェビナー) ※要事前申し込み
申し込み:https://latin-america.jp/seminar-entry
(申込期限:日本時間 2024年4月11日)
参加費:大学院・大学生は無料
主催:一般社団法人ラテンアメリカ協会
講師:JICAブラジル所長 江口雅之
「コロナ禍からG20に至るブラジルでの3年間を振り返る」
JICAホンジュラス事務所長 篠克彦
「ホンジュラスは何処へ行くのか。JICAに何ができるのか。」
詳細:JICA事務所長報告会_ブラジル_ホンジュラス.pdf
問い合わせ:一般社団法人ラテンアメリカ協会事務局
〒100-0011 東京都千代田区内幸町2-2-3日比谷国際ビル120A
Tel:03-3591-3831
E-mail:info@latin-america.jp