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2020/12/06

アセルカテ・アル・ムンド (世界を身近に!)②

Tweet ThisSend to Facebook | by TUKAHARA_Nobuyuki
ウェビナーのお知らせです。

ACERKATE AL MUNDO nº 2(
アセルカテ・アル・ムンド (世界を身近に!))②

タイトル:「スペイン語圏メディアに見られる 日本のステレオタイプ表象」
  講師:ロブレド・ゴンサロ(ジャーナリスト)
  日時:12/12(土)午前10時~11時半
  言語:スペイン語、西・日同時通訳あり
申し込み:https://acerkate-al-mundo-2-estereotipos-20201212.peatix.com/

【講演要旨】
 メディアは、社会の話題や文化に大きな影響を与え、ある国の典型的で固定化されたイメージ(ステレオタイプ表象)の形成を助長します。
 本講演では、北米の文化に大きく影響されて形作られた戦後の日本の新しいイメージが、スペイン語圏のメディアでどのようにステレオタイプ化されていったかについて考えます。
 また、スペインのフランシスコ・ザビエル(イエズス会士)、ホセ・ミラン・アストレイ(軍人)、メキシコの詩人ホセ・フアン・タブラダとグアテマラの作家エンリケ・ゴメス・カリジョなどの歴史上の人物たちが、スペイン語圏文化における日本のステレオタイプの構築にどのような役割を果たしたかも見ていきます。
 伝統的なステレオタイプ(サムライ-腹切り、グループ-同質性)から新しいステレオタイプ(サッカー-ごみの持ち帰り、福島-原発事故-神風)の始まりについてお話します。

【講師紹介】
1958年 コロンビアのペレイラ生まれ。1981年から東京在住。Efe通信社及びスペインEl País紙の特派員を務める。
1991年 スペイン語の日本初の制作会社IntermediaJapan Inc.(現在はPace Inc.)を設立。TelevisiónEspañolaのドキュメンタリー番組の製作および監督。チャネル4放映の「オタク、マンガとアニメ文化の世界」シリーズ、33章の構想・脚本担当。ヒストリーチャンネルジャパンで、日本人漫画家、井上雄彦とアントニオ・ガウディの世界についてを語る「井上、ガウディと出会う」を脚本・演出。
2009年 ドキュメンタリー、「Del Naufragio a la Amistad(Manual para buscar tesoros)」「難破から友情へ(宝探しのマニュアル)」の制作用に、東京近郊の御宿沖でスペインのガレオン船サン・フランシスコが1609年に沈没した事件を調査。
2021年 「オックスフォードハンドブック - ガブリエル・ガルシア・マルケス編」(刊行予定)中の、日本に関する章を執筆


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