連続講座 スペイン語圏に学ぶ家父長制批判のABC:搾取から女性解放論を考える(全2回)
スペイン語圏におけるフェミズムでは「搾取」が議論の中心の一つとして取り上げられる。そこでは、家父長制とは社会の中に張り巡らされた搾取のシステム全体を指し、家父長制の共犯者として国家が名指しで批判される。そして、女性の身体の主権に対する最も強力な国家権力の介入であることから、中絶の権利が重要な争点となってくる。
『キャリバンと魔女』の著者シルヴィア・フェデリーチの言葉である「女性の身体は資本主義の最前線である」を踏まえて、中絶合法化を目指す女性解放運動に関連するスピーチとテキストを取り上げ、そのボキャブラリーとロジックが日本語の家父長制批判に応用できるか検討してみたい。
テーマ:第1回 アルゼンチン:反植民地主義と身体
第2回 スペイン:反資本主義と階級
日時:第1回 2023年3月20日(月)19:00~21:00
第2回 2023年4月24日(月)19:00~21:00
(各回18:50開場、開会19:00)
主催:ラテンアメリカ探訪(旧メキシコ学勉強会)(http://latinestudiar.web.fc2.com/)
使用言語:日本語(スペイン語資料は日本語の試訳付き)
参加方式:Zoomによるオンラインイベント(後日オンデマンド視聴可)
参加費:各500円
申し込み:Peatixより
第1回 https://tambo-latino185.peatix.com
第2回 https://tambo-latino186.peatix.com
話者: エビハラヒロコ(イベリア書店事務員@Ramonbookprj)
問い合わせ:土方美雄hijikata@kt.rim.or.jp
水口良樹 yokishi@river.dti.ne.jp